新刊点字図書
新刊音声デイジー図書
マルチメデイアデイジー
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■函館視覚障害者図書館製作
●新刊点字図書

「人形 デュ・モーリア傑作集」 ダフネ・デュ・モーリア 著 全4巻
 サスペンスの名手デュ・モーリアの幻の初期短編傑作集。判で押したような平穏な毎日を送る島民を突然襲った狂乱の嵐…「東風」。海辺で発見された手記に記された、異常な愛の物語…「人形」など、全14編を収録する。

「でてこい でてこい」 はやし あきこ 著 全1巻
 「だれかかくれているよでてこいでてこい」と呼びかけると、「げこげこげこ」「ぴょーんぴょん」といろいろな動物たちが跳び出してきます。色と形の愉快な絵本。

「国道食堂 ファーストシーズン」 小路 幸也 著 全5巻
 ちょっと田舎にあるけれど、何を食べても美味しい食堂〈ルート517〉。そこは、お店の中にプロレスのリングがあって…。ちょっと変わった店に通う人々の様々なドラマを描く。

「動物たちの内なる生活 森林管理官が聴いた野営の声」 ペーター・ヴォールレーベン 著 全4巻
 子ネコに深い愛情をそそぐカラス、名前が呼ばれるまで待つ礼儀正しいブタ…。長年、森林の管理をしながら、動物と交流してきた 著者が、驚きのエピソードを通じて動物の感情と知性を描く。「樹木たちの知られざる生活」の続編。

「抵抗都市」 佐々木 譲 著 全8巻
 大正5年、ロシア統治下の東京で身元不明の変死体が発見された。特務巡査・新堂たちは捜査を開始するが…。日露戦争に「負けた」日本を舞台に描く、歴史改変警察小説。

「天使が見たもの 少年小景集」 阿部 昭 著 全4巻
 短篇小説の名手による少年を主題としたオリジナル・アンソロジー。病死した母親の後を追う少年の姿を端正な文体で描いた表題作のほか、随筆「あの夏あの海」など全14篇を収める。沢木耕太郎によるエッセイも収録。

「もっと心とカラダを整えるおとなのための1分音読」 山口 謡司 著 全2巻
 気持ちが落ち着く、やる気が出る、脳が活性化されるなど、さまざまな効果が期待できる音読のすすめ。「道程」「銀河鉄道の夜」「二十四の瞳」など、1分を目安に読むことができるバラエティーに富んだ文章を掲載。

「人でなしの恋 布引左内影御用2」 和久田 正明 著 点字4巻
 機織り・雁治屋で働く小夜は辛さに耐えきれず逃亡を図るが、もみ合いの拍子に主人を刺殺、隠していた書付けを持って逃げた。北町奉行所同心・布引佐内は、武士の歴史を変えかねない謎を秘めた、その書付けの回収を命じられ…。

「超訳 菜根譚 人生はけっして難しくない」 境野 勝悟 著 全2巻
 中国明時代末期の人、洪自誠による処世訓で、儒教や仏教、道教のエッセンスが詰まった「菜根譚」。その中から“これだけは知っておきたい言葉”を厳選し、超訳でわかりやすく紹介します。手打ち点字製作図書。

「花唄の頃へ くらまし屋稼業 6」 今村 翔吾 著 全3巻
 三郎太、蘭次郎、幸四郎、林右衛門の4人は大身旗本の次男、三男。いわゆる部屋住みの身分で、半分無頼の悪仲間であった。ある晩、酒場からの帰り道、剣の達人の三郎太が何者かに腹部を刺され、首を掻き切られて殺され…。

「血染めの宝船 飛猿彦次人情噺2」 鳥羽 亮 著 全3巻
 日本橋の大店に押し入った盗賊の手口が自身の裏の顔、怪盗「飛猿」に似ているという噂を耳にした彦次。だが賊は二人組で、奉公人をひとり惨殺していた。義憤に駆られた彦次は、町方の目を盗んで下手人を追うが…。

「攫われた娘 飛猿彦次人情噺3」 鳥羽 亮 著 全3巻
 長屋仲間の娘が姿を消したと聞いた彦次。人攫いなら、なぜ裕福ではない長屋の娘を狙ったのか。娘の行方を追って大川端まで足を延ばした彦次は思わぬ噂を耳にする。人気シリーズ、第三弾!

「泥の銃弾 上下」 吉上 亮 著 上6巻 下7巻
 都知事が狙撃され、日就新聞社会部の天宮理宇はチームを率いて真実を追うが、捜査は唐突に打ち切られる。「犯人はクルド人難民」という警察発表は瞬く間に浸透した。結論ありきの手法に違和感を覚えた天宮は社を去るが…。

「インクルージョン インクルージョン時代の幕開け!共に未来を切り拓こう!!」 島 信一朗 著 全2巻
 今回、点字、肉声のマルチメディアデイジーも完成いたしました。社会を生きる人間の価値観ではなく人間を生きる命の価値観。その本質を考えるきっかけにしていただけることを願い書き下ろした、『ネクパブPODアワード2020』審査員特別賞インプレスホールディングス賞受賞作です。

「素顔の雅子さま 11人が語る知られざるエピソード」 つげ のり子 著 全3巻
 2019年5月、新天皇陛下ご即位と共に、雅子さまが皇后陛下に。優美で才色兼備たる新皇后の実像とは? 雅子さまと交流してきた11人に丁寧な取材を行い、令和の皇后陛下の素顔にせまる!

「女盛りは不満盛り」 内館 牧子 著 全3巻
 罵詈雑言をミュージカル調に歌う国会議員、相手の出身地を「ド田舎」と見下すモラハラ男。現代にはびこる勘違いだらけの困った大人を本気で怒る、厳しくも優しい痛快エッセイ集。『週刊朝日』連載を改題して文庫化。

「ヒルダ・アダムスの事件簿」 M・R・ラインハート 著 全3巻
 病院で看護婦をしていたヒルダ・アダムスは、警察の仕事を手伝うことに。初めての事件の依頼は、裕福なマーチ家の一人娘の失踪事件。失踪して5週間も経ってからの依頼で手がかりもなく…。2編を収録した看護婦探偵の事件簿。

●新刊音声デイジー図書

 ラブ・サスペンスの女王、サンドラブラウンの傑作長編3タイトル

「指先に語らせないで 上下」 サンドラ・ブラウン 著 上8時間24分 下8時間58分
 レニーは総合病院の優秀な外科医。患者の信望もあつい彼女だが、私生活では人を寄せつけず、謎につつまれている。ある夜、外科部長に昇進した同僚が殺され、レニーに嫌疑が…。部長の座を狙っていたこと、陪審員長を務めた裁判で極悪非道の殺し屋ロサーダに無罪評決をだした経緯から、首謀者と目されたのだ。しかも彼女には嫌疑をかけられてもおかしくない秘密の過去があった。

「いたずらが死を招く 上下」 上 10時間22分 下12時間38分
 ロイド姉妹は美しい一卵性双生児。妹メリーナは仕事で出会った宇宙飛行士と惹かれ合い一夜を共にするが、翌朝、姉ジリアンが腹部をメッタ刺しされた惨殺死体となって発見される。殺人現場の壁には死者の血で殴り書きされた三つの謎の言葉が…。復讐を誓うメリーナは双子にだけ可能な武器を使って犯人を追う。

「偽りの襲撃者」 17時間4分
 養育権を審議する法廷が襲撃された。その場に居合わせたクロフォードは、女性判事ホリーをかばった後、銃撃犯を追いかけるが、犯人は警察に射殺された。クロフォードは犯人のある身体的特徴に気づき、ホリーに相談するのだが…。

「日本語は敬語があって主語がない 『地上の視点』の日本文化論」 金谷 武洋 著 5時間16分
 地上の視点とは、話し手と聞き手が同じ位置にいて、相手に溶け込む日本語のことをいい、近代西洋語はそれとは対照的に話し手は上空から見下ろすような視点のこと。「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という一文は、日本語では汽車に乗っていると誰もが考えるが、英語では、この視点が汽車の中にはなく上空にある。いわば、鉄道模型のジオラマをガラスケースの上から眺めているような見方をするという。私たちのことばのベースにあるものを考えさせてくれる一冊。

「息子たちよ」 北上 次郎 著 8時間12分
 20年間、毎週1日しか家に帰らなかった父親は、本を読みながらこんなことを考えていた。雑誌の編集者をしている作者が、さまざまな書籍の紹介をちりばめながら、巧みにわが息子たちへ語りかけてゆく。すべての親とかつての子供達に贈る家族エッセイ。

「北方の夢 近代日本を先駆した風雲児ブラキストン伝」 豊田 有恒 著 18時間32分
 北海道と本州を隔てる生物分布の境界・ブラキストン線として名を残す英国人ブラキストン。陸軍の英雄でありながら幕末明治の日本を訪れ、世界最新技術と知識を導入・育成した実学の鬼才の生涯を雄大なスケールで描く。

「はこだて 坂の町から 風景の向こうに<戦後>があった」 西堀 滋樹 著 4時間39分
 2011年の東日本大震災の後の大きく揺らいだ価値観の中、茫然自失が続いた後、よみがえってきた遠い過去。記憶の底に沈んでいた子供のころの思い出が浮かび上がってきたとき、それを言葉にしてみようと思い立った。戦後の函館の様子や人々の姿を描いたエッセイ集

「虹の魔法のものがたり」 吉田 麻子 著 8時間14分
 自殺を決意した少女ありかは、目の前に現れた虹の願いにより、短い人生の最後に、虹の七色の魔法を手にする旅に出る。それは冒険の旅だった。函館在住のカラーコーディネーターとして活躍し、色彩学やドラッカーを わかりやすい表現で 著作してきた吉田麻子氏の最新刊。

「高校事変7」 松岡 圭祐 著 11時間19分
 昨年の夏、優莉結衣は甲子園にいた。甲子園球場にひそむライフル魔と、スマホのアプリに犯人から届く奇妙なミッション。一連の事件が半年余りの時を経て警察の捜査対象となり、結衣を新たなる戦いへと導いてゆく…。

「万能鑑定士Qの事件簿 0」 松岡 圭祐 著 9時間18分
 2009年、都内でバンクシー作とおぼしきステンシル画が見つかった。真贋判定を依頼された「万能鑑定士」の凛田莉子は、都庁に赴きその絵を鑑定。これにて一件落着かと思われたが、その場は序章に過ぎなかった。ゴッホの真作、漢委奴国王印を巡る謎に次ぐ謎、そしてまさかの真実!舞台は熱海、福岡、そして日本を飛び出しグアムまで!再び帰ってきた莉子の知られざる大勝負。シリーズ最後にして最初、最大の事件に挑む!

「歴史荒談 ましら酒」 道辻 敏 著 4時間56分
 時代が変わっても変わらないものがある! 函館市元町で生まれ、現在、亀田町にある真宗大谷派東山寺住職、道辻和尚が、いっさいの装飾を脱いだ身のよろこびと人びとのそばに寄り添い、見守る温もりのたいせつさを説く。

「出航」 北見 祟史 著 10時間45分
 出奔した母を探しに向かった北国の漁師町は、動物の死骸が散逸し、生々しい匂いが充満した町だった。ようやく見つかった母は、血塗られた船を造っていた。恋人や妹たちは、母が造った船に次々と呑み込まれていき…。第39回横溝正史ミステリ&ホラー大賞優秀賞受賞作。

「逃亡者」 中村 文則 著 18時間17分
 第二次大戦下、ある作戦を不穏な成功に導いたとされる美しきトランペット。それを隠し持ち逃亡する男にはしかし、ある女性と交わした一つの「約束」があった。北海道新聞朝刊連載の新聞小説を加筆修正し単行本化。

「約束の果て 黒と紫の国」 高丘 哲次 著 10時間30分
 前回、テキストデイジーでご紹介した、函館出身作家のファンタジーノベル大賞受賞作の音訳が完成したので、改めて紹介します。偽史と小説。遠古より虚構とされてきた二書には、伝説の国の王を巡る、ある“悲劇”が記されていた。時代、国境を越え読み解かれていった、物語の結末とは。そして、約束の地を訪れた「私」が目撃した光景とは?

「円の終焉」同じく高丘哲次の短編小説 1時間7分
 陸地が沈み、ヒトが滅んだ世界。青で敷き詰められたモザイクタイルの海を眼下に見据え、大きな円を描きながら、私は永遠に空を飛び、旅をする。一年に一度、彼女に触れる一瞬のために。長い果てのない旅の終わりを流麗な文章で綴る美しいSF小説。

「日々新し 広瀬むつき集」 広瀬 むつき 著 37分
 句歴20年の最初の句から最近まで、吟行先や日々の暮らしの思いを詠んだ300句を収めた俳句集。青い鳥朗読奉仕団で活躍する広瀬徳子さんの記念句集です。白魚火同人で、平成29年、第25回「みづうみ賞」奨励賞を受賞され、現在は北海道新聞主催(函館道新文化センター神山教室)「やさしい俳句の作り方」の講師をされています。

「死の海 中河原海岸水難事故」の真相と漂泊の亡霊たち」 後藤 宏之 著 12時間29分
 昭和30年7月、水泳の授業中に女子中学生36名が溺死する事故が起きた。生き残った女子生徒は「防空頭巾をかぶった何十人もの女たちに足を引っ張られた」と証言し…。日本最恐の「幽霊事件」の真実を明らかにする。

「ウナノハテノガタ」 大森兄弟 著 7時間8分
 父は嘘つき、子は怖がり。そこは“弱い命”を集める楽園。死体を運び続ける少年と父。二人が背負った使命は罪か?救いか?原始の海から届くどこにもなかった物語。原始・古代から未来に至るまでの八つの物語で綴られた螺旋プロジェクトの1冊。

●新刊マルチメディアデイジー図書

 こちらは肉声と合成音がありますのでタイトルの前にお知らせします。どちらも音声デイジーとしてPTR−2でもご利用いただけます。

「肉声 ひみつのマーメイド 4 七色のサンゴしょう」 スー・モングレディエン 著 1時間41分
 モリーは、白くなってしまったサンゴ礁を救うため、コーラルといっしょに貝のかけらを探しに出かけます。そこへ、毒をもったクラゲの群れが現れて…。

「肉声 ひみつのマーメイド5 深海のアドベンチャー」1時間31分
 モリーは、海底火山をしずめるため、深海のアイドル、パールと一緒にチョウチンアンコウが教えてくれた場所へ向かいます。ところが、火山が噴火して…。ゆめいっぱいのキラキラ・ファンタジー第4巻と第5巻。

「合成音 地図で楽しむすごい北海道」 都道府県研究会編 6時間52分
 むかわ町で見つかった恐竜の全身骨格化石とは? 函館100万ドルの夜景のひみつとは? 日本最初の鉄路が作られた? 地形と地理で北海道を読み解く、オールカラーの地図エンタテインメント読本。

「合成音 星霜1 北海道史1868−1945 明治1 1868−1874」 北海道新聞社編 7時間52分
 ロシアの影に脅える明治国家の指導者たち。原野にひびく建設のつち音。クワを打ち込む移住民の辛酸。同化を強いられた先住民アイヌ…。明治初期の北海道の軌跡。

2020年8月の新刊案内

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