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函館視覚障害者図書館の主な活動

 視覚に障害を持つ人々は、一般に流通している形では読書する事が困難です。
 そんな方々が利用しやすいように、音訳・点訳して図書を作りそれを貸し出す、 また情報を得られる環境づくりに手を貸すため、パソコン教室を開く等、情報提供に 関する様々なサービスをしています。

※2019年度「函館市市民貢献賞 保健福祉功労賞」受賞
※令和元年度「北海道福祉のまちづくり賞 活動部門」受賞

《主なサービス》
図書の貸し出し
点字や録音で作成された図書や雑誌の貸出を行っています。当館で製作されたものの他にサピエ図書館を通じて、 他の図書館で製作されたものの貸出も行っています。詳しくは図書の貸出をごらんください。 ※注
図書の製作
貸出しされる図書は、すべてボランティアさんによって製作されています。録音図書は、音訳者が本を音訳し、 校正者が校正を行って完成します。デイジー図書とは、できあがった音声をパソコンに取り込み、 専用のソフトで編集した物で、視覚障害者用専用機等で聞きます。
点字図書の作成は、こちらも点訳者が点訳したものを第4校正までかけて完成します。
雑誌は大勢の利用者に一度に発送します。 ダビングしたり、発送したりといった作業も全てボランティアさんによる手作業で行っています。
プライベートサービス
お手持ちの図書を点字にして欲しい、テープに録音して欲しい等のご要望を承ります。費用はかかりませんが、 訳してもらいたい図書はご用意していただくことになります。こちらで図書を購入する場合には、図書の代金をご負担いただきます。 購入した原本の返送を郵送で希望される場合は、送料もご負担いただきます。
リクエストいただいた図書をお手元に置きたい場合には、実費をご負担いただきます。
代読・代筆サービス
開館日の10時から15時まで実施しています。
専門の職員・ボランティアが行い、守秘義務については誓約書を取り交わして行うサービスです。 受け付けは当日でも構いませんが、混み合いますとお待たせする事もありますので、事前にお電話でご予約下さい。
代読・代筆支援は1日上限を2時間程度でお願いしております。長いものなどは数日に分けて代読する場合もあります。
代読は基本的にどんな内容でもお受けいたしますが、代筆に関しては一部お引き受けできないものもございます。 事前にお電話でお知らせいただけますと、スムーズな対応ができます。
対面朗読
一般図書など、対面で音訳ボランティアが読みます。
毎週土曜日1時から、行っています。3日前までの予約をお願いいたします。
1回2時間が上限になります。
視覚障害者へのパソコン指導
音声パソコンを使って、パソコン教室を行っています。
JBニュースの配信
日盲連と日経新聞のニュースを毎日点字やメールでお届けしています。
生活相談
日常生活で困っていることや、機器の説明など様々な相談にのっています。
詳しい事はお気軽にお問い合わせ下さい。電話 0138−23−2580

※注
◇お願い
 貸出期間内に返却できそうにない場合は、図書館までご連絡下さい。
 他の図書館から取り寄せた図書は必ず貸出期間内に返却してください。
 同じ図書に貸出希望が重なった場合は、原則として申し込み順にお送りいたします。 そのためお手許に届くまでに時間を要する場合がありますのでご了承下さい。
 特に新刊図書目録発行直後は、そこに掲載されている図書に貸出希望が集中しますので、 種類によっては貸出が数ヶ月後になる可能性もあります。
※注
2019年(平成31年4月30日まで/令和元年 5月1日水曜日より)